マナーも守れない大人が、小さい子に教育をする恐怖

ご機嫌いかがですか?^^ 

原口メロ子です。

 

今日の東京は大雨でしたね。皆さん、大丈夫でしたか?

私は服がずぶぬれになって凍え死ぬかと思いました!

 

さてさて、今日の帰り道、電車に乗ったら席が空いていたので座りました!眠かったのでラッキー!

 

と思ったのもつかの間。私の隣に小学校低学年くらいの女の子と、そのお母さんが座ったんですね。小学校低学年生のお母さんにしてはとてもご年齢が上だなあとか思うくらい「大人な」お母さんは、静かな車内で大声で喋っています。眠かった私は・・・眠れません!笑

 

「今日、塾で何やったのっ?!」

 

「計算は3回やったの?!」

「宿題はどれ」

「月曜日に提出するものは、今日のうちにやりなさい!わかった?!」

 

マシンガンのようなお母さんの問いかけに、小さい女の子は必至で答えています。

そのお母さんを真ん中にして、右には私、左には女の子が座っていました。お母さんは私側の腕に傘を2本ひっかけていて、腕に傘を2本ひっかけたまま、カバンからプリントを出したり教科書をめくったりとすごく動くので、濡れた傘が床と水平になるくらいの角度でわたしの膝とかに刺さってるんですけど、そのお母さんは、女の子に対する一方的な「教育」に夢中で、傘が隣の私にぶつかりまくっても気付く様子がありませんでした。最初は我慢していましたが、隣の他人に迷惑をかけてることにすら気付けない人間が女の子に教育していることが滑稽に思えましたし、傘は危ないので、「すみませんが、傘がずっと私の足に刺さってくるので・・・」と小声でそのお母さんに言いました。するとそのお母さんは一瞬こっちをチラッと見て「あぁそう」と言って、傘を対側の手に持ち替えました。

 

謝ることもできないんですね。(笑)

 

こんな人に教育されるなんて、どうなんだろう。と思っていた矢先、そのお母さんが女の子に言いました。

「お母さんありがとう、って言いなさい!」

「何でありがとうって言えないの!塾に通わせてるのはお母さんなのよ!」

 

コワ!コワ!コワ!

 

てか、「貴方こそナンデすみませんが言えないんだよ(笑)」って私は心の中で思いましたけどね!

 

女の子が一層小声になって「・・・お母さんありがとう」って呟いてましたが、その声は明らかに”自分の意志に反して無理やり言わされてる”ものでした。

 

挨拶とかマナーとか、思いやりを持つとか、そういう人として基本的なことが出来ない人が親になるって、本当に恐ろしいものですね。

 

教育って本当に奥が深くて、もともと、そんなに簡単に出来るものではないんです。いろんな世界を見て、いろんな経験をしてきて、辛いことも苦しいことも乗り越えて、周囲の人たちに尊敬されるような人になってやっと「教育」って出来るようになるというか、敢えて「教育」をしなくても、その人の傍にいるだけで「学ぶ側の人間」が自然と「この人みたいになりたい」とか「この人から学びたい」とか思ってしまうくらいが教育者の在り方だと思うんですよね。

 

それは学校の先生でなくても、お父さんやお母さん、兄弟など、一緒に生活していく中で「お父さんみたいに立派な医者になりたい」とか、「お母さんみたいな皆に尊敬される助産師になりたい」とか、「お兄ちゃんみたいに生徒会長として立派に学生生活を送りたい」とか、自然とそう思って、そう思うことで「じゃあ、どうすればいいのか」「何を学べばいいのか」って考えるようになって、お父さんやお母さんから学んだり、兄弟から学んだりしていくわけで。「ありがとう」って言葉も、自然と出てくると思うんですよね。

 

 

 

世界平和を願わずにはいられません!

原口メロ子でした♪